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佐藤賢一 / ヴァロワ朝 フランス王朝史2

少しずつ読み進めていたのですが、やっとこさ読み終わりました。
面白いんだけど面白くない本、という感じでした。
ちなみに、1であるカペー朝は読んでません。そのうち買って読む。

ヴァロワ朝を王を通して見ていくというのは面白かったんですすけど、なんだか出来事の羅列のようでそこが面白くない。
キャラが濃い王様の章はおもしろかったですよ!シャルル6世とか。もっと人となりとかのネタがあれ自分好みなんです。王や王妃達、さらには家臣達のキャラクターがもっと立っているエピソードが欲しかったんです。愛人とか、もっとノストラダムスさんとか苦労する運命しかないメディチ出身の嫁の人となりとか。マルグリットとかもっと濃いエピソードが欲しかったんですよ。
だけれども、これは新書で王朝史。そんなスキャンダラスなものだけでは成り立たせてはいけなというのは分かるんですけれども、そういうお話大好きんです!
同じ佐藤賢一の新書『英仏百年戦争』は面白かったんだけどなー。新書としては厚い部類とはいえ、ページが足りていないのでしょう。

本当に少しずつ読み進めていったので、一気に読んだらまた印象が変わるのかもしれません。


ヴァロワ朝 フランス王朝史2 (講談社現代新書)
佐藤 賢一
講談社
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【関連記事】
佐藤賢一 / カペー朝 フランス王朝史1
シリーズの続刊。こちらも面白い
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