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書きたいことを適当に書きまくるちゃんぽん系ブログ

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サムイル・マルシャーク:作 湯浅芳子:訳 / 森は生きている

小さいころに見たミュージカルが恋しくて読みなおしました。

森は生きている (岩波少年文庫)
サムイル マルシャーク
岩波書店
売り上げランキング: 66,730

初版が1953年だけあって、なんか所々今じゃあ見ないような言葉づかいがありますが、言葉が綺麗なのでそんなの問題じゃあありません。
てか気にするな。歌の部分とかものすごく綺麗じゃない。
戯曲なので、小説ではなくて台本のような書き方はなれないかもしれませんね。
敢えてケチをつけるとしたら、所々太字になっているべきところがなっていなかったりするぐらいでしょうか。お話自体は問題ありません。
とても綺麗なお伽話です。
あとがきを読むと、ヒューマニズムだなんだ書いてありますが、そんな小難しいことは良いのではないかと思うぐらい綺麗です。
三島由紀夫の『潮騒』を読み終えた時と同じぐらいの清々しさを読み終えた時に感じますね。
まぁ、女王と博士のやり取りなんかは色々茶化していますし、子供の頃はこういうのがバカバカしくて面白かったのですが、大人になった今だとなんだか言葉にならないところがありますね。
違う、こういうのになりたかったんじゃないんだ、みたいなことをモゴモゴ言ってる自分がどっかにいる。

この歌がものすごく頭に残っていたのです。

「森は生きている」と言えばコレですよね。
所で女王様のそりのお歌はどこに書いてあるのかしら?
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