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佐藤賢一 / ヴァロワ朝 フランス王朝史2

少しずつ読み進めていたのですが、やっとこさ読み終わりました。
面白いんだけど面白くない本、という感じでした。
ちなみに、1であるカペー朝は読んでません。そのうち買って読む。

ヴァロワ朝を王を通して見ていくというのは面白かったんですすけど、なんだか出来事の羅列のようでそこが面白くない。
キャラが濃い王様の章はおもしろかったですよ!シャルル6世とか。もっと人となりとかのネタがあれ自分好みなんです。王や王妃達、さらには家臣達のキャラクターがもっと立っているエピソードが欲しかったんです。愛人とか、もっとノストラダムスさんとか苦労する運命しかないメディチ出身の嫁の人となりとか。マルグリットとかもっと濃いエピソードが欲しかったんですよ。
だけれども、これは新書で王朝史。そんなスキャンダラスなものだけでは成り立たせてはいけなというのは分かるんですけれども、そういうお話大好きんです!
同じ佐藤賢一の新書『英仏百年戦争』は面白かったんだけどなー。新書としては厚い部類とはいえ、ページが足りていないのでしょう。

本当に少しずつ読み進めていったので、一気に読んだらまた印象が変わるのかもしれません。


ヴァロワ朝 フランス王朝史2 (講談社現代新書)
佐藤 賢一
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【関連記事】
佐藤賢一 / カペー朝 フランス王朝史1
シリーズの続刊。こちらも面白い
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『南部の唄』=『うさぎどん、きつねどん』?

前の”Kitty,Daisy & Lewis”の記事を書いてて思い出したんですが、タイトルの通り、『南部の唄』って『うさぎどん、きつねどん』の物語のことなんでしょうか?

『南部の唄』はTDLのアトラクションであるスプラッシュ・マウンテンの題材になったアニメなのですが、どうやら調べてみたら黒人差別の関係で長い間見ることが出来ない作品になっているそう。
知ってると倍楽しい!!スプラッシュマウンテンのバックグランドストーリー【ディズニーランド】 - NAVER まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2139139227643188901
おかげで、『南部の唄』のあらすじはスプラッシュ・マウンテンや、数少ない人たちの記憶や記録を頼よらないと分からないのですよね。

そして、『うさぎどん、きつねどん』ですが、小学生か保育園の頃に絵本で読んだきりなので、まずタイトルがそれで合っているのか怪しい上に、検索しても記憶の片隅に残っている表紙にちかい画像すら、見つからない!
あらすじとしてはいたずらっこなうさぎが出てたし、そんなうさぎを食べてやろうという狐も出てました。それにコールタールのお人形も出てました。

『うさぎどん、きつねどん』とおぼわしき本は見つかったのですが、それが『南部の唄』の原作なのか確かめようにも、『南部の唄』のあらすじはっきりしないし…
多分元のお話は一緒だと思うのだけれども、確かめようがないのでもどかしいですね。

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金の星社「世界こわい話ふしぎな話傑作集」の思い出

今や絶版となっている金の星社の「世界こわい話ふしぎな話傑作集」というアンソロジー集があります。私自身小学校の図書室にあるものを読んでいたので、今でも図書館なんかにあるのかもしれません。
『吸血鬼ドラキュラ』などのホラーもあれば、『モルグ街の殺人事件』などのミステリもあり、非常に面白かったのですが「推理モノは怖くて不思議なのかしら?」などと思っていたりもしました。今思うとホラー小説のスタンダードが多かったので、子供向けの平易な文章であるので非常に読みやすいし、ホラー小説の基礎教養を抑えるには良いものだと思います。

小学生の時なので、結構内容を忘れたものもあるとはいえ、『ドラキュラ』『フランケンシュタイン』などの王道はこの時読んだものが頭に残ってます。タイトルや挿絵のお陰で一場面だけがやたらと記憶に残っている物もあります。
逆に、このシリーズで初めてのクトゥルフというかラヴクラフトを読んでいたのですが、こちらは全く記憶に残っていない。なんだかもったいない。
そういうわけで「あの時読んだ物語をまた読みたい」と、このシリーズで触れたタイトルで探したりすると、これが見つからないことが多いんですよね。このシリーズ、モノによっては一般的に広まってるものとは違う邦訳タイトルつけてるんですよ。例えば、『ラパチーニの娘』とか。しかも今思えばこの邦訳、ある意味ネタバレじゃない。
そのことと、復刊してくれないのがかなり残念。非常に素晴らしいアンソロジーだと思うのに。

それと、この時に初めて読んだ『モルグ街の殺人事件』。ワクワクして読み進めた挙句のあのオチでのがっかり感。未だに許すまじ、とか思ってます。

【関連記事】
ナサニエル・ホーソン:作 岡本綺堂:訳 / ラッパチーニの娘
『ラッパチーニの娘』を青空文庫で読んでみました

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エンツェンスベルガー:著 ベルナー:絵 丘沢静也:訳 / 数の悪魔

小学生の頃読んだ覚えがある本なのに、未だにコンビニでまで売られててびっくりemojiそんなに娯楽要素の強い物語ではなかったはずなのに。
中身としては、数学・算数としてはさほど難しくなかったけれども、お話としてはしっかりちゃんと面白かった覚えがあります。
しっかしロングセラーだなア、学校図書にするには優等生なので選ばれるのは分かるのですが、それにしても売れている。ちょっと不思議。

数の悪魔―算数・数学が楽しくなる12夜
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ソポクレース / アンティゴネー

ここ最近読んで一番良かった岩波文庫。去年の5月に出たのだけど、すぐ買ってすぐ読み通してしまいました。
自然法と人定法の対立っていうのは現代にもある問題で、こんな大昔から提示されていたのかと思うと、21世紀もまだ序盤ですが今世紀も解決することはないんだろうなアと思えてきます。
悲劇のヒロインだと思ってたアンティゴネーでしたが、結構苛烈な部分もあったのが、読みなおして印象的でした。愛に満ちた人でもあるとは感じたけれども。

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神々はカドモスの一族に対して厳しすぎるんじゃないかと思う。

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古典読む時にお世話になってます

先の記事の枕草子とか、いわゆる古典を読む時にお世話になっているのが、岩波文庫。岩波書店ならではのシステムがあるとかで、よほどのド定番でない限り一度売り切れてしまったものはなかなか手に入らないのので歯痒い思いをすることも多々。その分、たまたま行った本屋さんの隅っことかで探していた1冊が見つかった時といったら、嬉しさもひとしおです。

で、そんな岩波文庫で、運よく手に入れられたけどその後めったにお目にかかれてない一冊に『金槐和歌集』がありましたが、今年の春の重版で復刊するとかで…運よく手に入れられた時の嬉しさが薄れていくようで、なんだかちょっぴり切ない。
色んな人に読まれてもらえるのは嬉しいんですけどね。

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枕草子の長さ

枕草子について、別のところでちょこちょこ書くために、教科書で読まなかった段とかをゆっくりと読み進めているんですが、段によって長さが全く違う!何ページにわたって書いてあるものもあれば、たった1行足らずのものも。
書きたいことがあるんだけど、じっくり書きたいこともあればさらっと書きたいこともある、って最近気持ちがよく分かる。

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阿川佐和子 / 魔女のスープ:残るは食欲

数少ない忘れずに買ってるシリーズ。
阿川佐和子さんが好きなんです。サワコの朝だって忘れずに録画して見てるし、こないだのふなっしーとの対談だって面白すぎたので繰り返し見てます。
しかしこのシリーズついつい真似して、ついつい食べ過ぎて後悔してます。
魔女のスープ: 残るは食欲 (新潮文庫)
阿川 佐和子
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外しちゃったけど、「サワコは今日も(ひとりで)食べてます。」みたいな帯は、明日は我が身とちょっと笑うしかなかった。

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