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引き続き『恋する「小倉百人一首」』を読んでます。阿刀田 高
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他にも百人一首の解説のような本とかも持っててちょいちょい読んでいるんですが、百人一首の詠み人の名前と歴書の教科書に載ってる名前が違うので混乱することがかなりあります。
それはもう何度も。
何度も繰り返すのは私のおつむの問題ですが。
例えば、
鎌倉右大臣といえば源実朝。
河原左大臣といえば源融。
小学生の頃なんかは名前も出てないし知識もないし「誰なのこの人?」という感じでした。
まぁこの辺は有名ドコロなので、なんとかかんとか一致してきました。
なので、だいたい分かるかな、とか思って読み進めていたのに、
今日初めて参議雅経が飛鳥井雅経だってことにようやく気づきました。
飛鳥井って見るからに蹴鞠ストですし、蹴鞠を抜きにしても目につく名前であるのにもっと早くに気付いていても良いような気がしますが。
これで「官位名+名前」に弱いってことがはっきりしてしまったので、まだまだ精通には程遠いですね。
精進しなければ。
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http://singandfly.blog.shinobi.jp/Entry/160/百人一首の詠み人名が一致しない
百人一首に収められている歌に夜をこめて 鳥の空音は はかるとも 世に逢坂の 関は許さじ
というのがあります。
意味としては、
「夜が明ける前に、鶏の鳴き真似で騙そうとしても、逢坂の関は通れませんよ」
という歌なんですが、これは色々背景とかをを読んでいくと、
「そんな嘘をついた所で会わないわ」
といってる歌だとわかります。
で、鶏の鳴き真似っていうのが、中国の故事に由来するものなのです。
函谷関という関所がありまして、
夜間は常に閉門し、一番鶏の声で開門するという関所だったそうです。
戦国時代の孟嘗君という人が、追手から逃れる途中函谷関にさしかかりました。
函谷関に着いたのは門が閉ざされている夜明け前でしたが、逃亡の途中なので一刻も早く函谷関を通ってしまいたい。
そこで部下が鶏の鳴き真似をして、関守たちを騙して開門させて、函谷関を通過していきましたとさ、
というような故事です。(ざっくり)
最初の清少納言の歌は、そういう故事を踏まえた歌なんです。
ちなみに、その前にもその故事を踏まえた男との言葉のやり取りも解説みたいにして残ってます。
その辺は「教養もあるし機転の効く人だなぁ」と感心するか、
「知識をひけらかしてドヤってるヤツだ」とげんなりするかは個人の自由ですね。
どうでもいいけど、紫式部は後者で、いつも舌打ちしてそう。
先日クイズ番組を見ながら、
「函谷関と言えば清少納言だよね」
なんて言ったら家族に怪訝な顔をされました。
上に書いてるような事を連想していっていたんですけれども、
家族には「むしろ箱根八里だろう」とか言われました。
そういう唱歌とか授業で聴いても歌わなかったからか、
歌詞がろくに頭に残ってないんだもの、仕方がない。
そういうことを↓の本読んでて、また思い出してほんのり悲しくなっていました。阿刀田 高
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http://singandfly.blog.shinobi.jp/Entry/159/函谷関と言えば清少納言
春の陽気も確かなものになってきたこの頃、
バイクや自転車を楽しむ人を見かけるようなりました。
あと、今年初のモルモン教の宣教師のお兄さんたちも見かけました。
で、私は宣教師の彼らを見かけただけで非常に身構えてしまいます。
宣教師として看板背負ってきているぐらいなのだから、
たまにやってくる募金詐欺みたいな人たちとも違うだろうし、
ちゃんと勉強しているだろうし、礼儀も正しいだろうし、
とは思うんですけど、モルモン教と聞いちゃったらそうなってしまいます。
はっきり原因は分かっています。
小学生の頃に読んだ『緋色の研究』のせいです。
シャーロック・ホームズ最初の冒険のせいです。
いくら注釈に「今はそんなことない」「誇張入ってる」みたいなことあっても、
幼い頃に「なんか怖そう」と刷り込まれてしまったのが未だに残っています。
それなりに大きくなって、「そんなことはない」と分かってもそうです。
とにかく、ホームズのせい。
つまりはドイルのせいなんです。
コナン ドイル
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http://singandfly.blog.shinobi.jp/Entry/151/だいたいドイルのせい
小さいころに見たミュージカルが恋しくて読みなおしました。
サムイル マルシャーク
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初版が1953年だけあって、なんか所々今じゃあ見ないような言葉づかいがありますが、言葉が綺麗なのでそんなの問題じゃあありません。
てか気にするな。歌の部分とかものすごく綺麗じゃない。
戯曲なので、小説ではなくて台本のような書き方はなれないかもしれませんね。
敢えてケチをつけるとしたら、所々太字になっているべきところがなっていなかったりするぐらいでしょうか。お話自体は問題ありません。
とても綺麗なお伽話です。
あとがきを読むと、ヒューマニズムだなんだ書いてありますが、そんな小難しいことは良いのではないかと思うぐらい綺麗です。
三島由紀夫の『潮騒』を読み終えた時と同じぐらいの清々しさを読み終えた時に感じますね。
まぁ、女王と博士のやり取りなんかは色々茶化していますし、子供の頃はこういうのがバカバカしくて面白かったのですが、大人になった今だとなんだか言葉にならないところがありますね。
違う、こういうのになりたかったんじゃないんだ、みたいなことをモゴモゴ言ってる自分がどっかにいる。
この歌がものすごく頭に残っていたのです。
「森は生きている」と言えばコレですよね。
所で女王様のそりのお歌はどこに書いてあるのかしら?
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http://singandfly.blog.shinobi.jp/Entry/143/サムイル・マルシャーク:作 湯浅芳子:訳 / 森は生きている
なんだかそういう気持ちがふつふつと湧いていたので、記憶を頼りに酔っぱらいの勢いで検証してみましょう。
ガチャさんの世話を進んでこなします
世話焼き属性ですね。女子力高い。
ガチャさんからしたらえらい迷惑になってましたが。
メイクには手を抜きません
やはり、おしゃれは女子力高いポイントです。
ゾンビのおしゃれですので、他の種族にとって美しいかはわかりません。
どんなに褒められようともメイクを落とそうとしない心意気
ただおしゃれというだけでなく、こういう心がけが女子力高いですよね。
メイクを落とした顔がとても見られないものだからということではありません。
むしろすっぴんを褒められてるし、すっぴんが良いと言われてまでいるのにこの言動。
ほんとうに偉い。
いや、メイクを落としても褒められる顔が羨ましいとかそういう気持ちはありませんとも。ええ。
それと、ゾンビの美的感覚に基づくってことは忘れちゃいけません。
以上、ぞくぞく村シリーズの現在の最新刊が「魔法少女」だと知って驚いて、赴くままに書いてみました。
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http://singandfly.blog.shinobi.jp/Entry/133/ゾンビのビショビショさんて女子力高くない?
世界怪談名作集 08 ラッパチーニの娘 アウペパンの作から
前に書いた「モンテスパンフ人事件」についての確認で、澁澤龍彦をパラパラと目を通していたら何だか久しぶりに読みたくなったのです。
そこそこ前にも書いたのですが、初めて読んだのが小学校高学年ぐらいで、今は滅多にお目にかかれない金の星社の「世界こわい話ふしぎな話傑作集」という素晴らしい子供向け翻訳アンソロジーに収められていたのです。
ちなみにそこでのタイトルは『ラッパチーニの娘』ではなくて、『毒草の娘』でした。
後々、「タイトルで結構ネタバレしてるんじゃないのかしら?」とか思ったのですが、タイトルに関係なく、ストーリーの結構最初からヒロインであるベアトリーチェの秘密が割とはっきりしてました。
読み返してみると、これはどちらかというと主人公ジョヴァンニが揺れ動くのがメインですね。
そして、訳者が違うおかげでか、描写が非常に絵になるのだというのが非常に印象的です。ベアトリーチェのことといい、博士の不気味さといい、本当にマンガみたいに切り取っても実に様になる。
子供の時はあんまりそういうことを考えずに読んでいたので、このように感想が変わるというか、考えが改まるのは非常に面白い現象ですね。
そうそう当時、どんな感想を抱いていたかって言いますと、同じアンソロジーに収められていた『フランケンシュタイン』のせいもあって、「マッドサイエンティスト怖いなー」ってものでした。
【関連記事】
金の星社「世界こわい話ふしぎな話傑作集」の思い出
前にもつらつら書いてるのです。ホント復刊しないかなぁ
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http://singandfly.blog.shinobi.jp/Entry/121/ナサニエル・ホーソン:作 岡本綺堂:訳 / ラッパチーニの娘
結構前に買ったのだけども、積読にしちゃってたのを読み始めたのです。
タイトルにある通りまだ呼んでいる途中です。いや、読み始めたばかりです。
芝崎みゆき
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なんかいまいちマイナーな気がするメソアメリカ(中米らへん)の古代史のお話です。
確かケツァルコアトルとかそういうのが出てくる神話を目当てに買ったのですけども、文明についての解説が多くて目当てまでたどり着かなかったので放置したのを思い出してきました。そうだよ、だから積んでたんだよ。
中を開くと結構マンガっぽいレイアウトだし、イラストもたくさんあるんですけども、結構文字量が多い。というか、細かく区切られたイラスト多めの本という感じ。というか、イラストというよりも資料の写真の代わりにスケッチがたっぷり掲載されている、と言ったほうが良いぐらいの文字量です。
300ページ近い厚さなのですが文字ばかりでないし、堅苦しい学術的な匂いがする本よりは断然読みやすいはずです。
まだ、目当てだった神話のエピソードまでは辿りつけてはいませんが、遺跡だののお話も結構面白いですね。未だに謎が多いというのも面白い。
それはそうと、テオティワカンとかチチェン・イツァという単語を見ると、PS2のゲーム『シャドウハーツ・フロム・ニューワールド』を思い出すわけです。
…そろそろ何周目かのプレイを始めようかしら。
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http://singandfly.blog.shinobi.jp/Entry/109/【読んでる】芝崎みゆき / 古代マヤ・アステカ不可思議大全
続刊である『ヴァロワ朝』が結構面白かったので、読んでみました。
正直、世界史の授業でも名前が出るかどうか、な王様が多ような気がするんですが面白い。どうでもいいですが、駄目な王様というか、個性的な人物はやっぱり傍から見ていておもしろいですね。シャルル・ダンジューとか色々引っ掻き回してくれてますね。
あと、駄目といえば、イングランドのジョン王!フランス王朝史なのに、散々disられてて同時期のフィリップ2世よりも印象に残っています。ただ、"Lackland"に『失地王』と当ててたのだけはよろしくないとも思いますね。だってその"Lackland"って『領地無し』というような意味で付けられたでしょう?
それと、駄目じゃないだろうけど鮮烈なのが、アリエノール・ダキテーヌ。この人やっぱり面白いわー。あと、この人ほど名前とか記憶に残っていないんですが、継子いじめする王の後妻とかいて、そういう悪い意味で人間臭い人が記憶に残ってますね。
さーて、ブルボン朝はいつかしら?
佐藤賢一
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ただ、ちょいちょい気になったのはWikipedia片手に読んでたんですが、王の子女の人数が違ってたりとかしたところでしょうか。
Wikipediaは有志が自由に編集できるので信用しすぎては行けないとは分かっているのですが、出版された本だって乱丁や誤植が出ることもあるんですし、鵜呑みにするのも良くはありませんよね。
【関連記事】
佐藤賢一 / ヴァロワ朝 フランス王朝史2
シリーズの続刊。こちらも面白い。
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http://singandfly.blog.shinobi.jp/Entry/91/佐藤賢一 / カペー朝 フランス王朝史1
ちょっと新しい外国語を嗜んでみようと思い立ったので読みました。
千野 栄一
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米原万里の本、確か『打ちのめされるようなすごい本』だったかで紹介されていたので購入したのですが、私の手元にあるもので第40刷というロングセラーです。
この本読んでていつも思うのは「うんうん、授業でそういうことあった!そうしてくれてたらよかったのに!」ということ。
例えば、7章の教師についてだと、私自身中2で英語の成績が割とどん底だったのに、中3で先生が変わった途端に成績が一気に上がったっていうことがありました。
先生の好き嫌いみたいなものもあったのかもしれませんが、本当にそれだけで成績がかなり変わってました。
他にも11章のレアリアについてだと、高校の時の英語の小テストで5行ほどの文章が出題されたのですが、その中で国のことを"her”と書かれていたせいで、学年の9割9分がその問題を不正解だったということがありました。
進学校と呼ばれる部類の学校だったので、不正解だった人も文法とか他の単語は分かっていたのですが、国の代名詞に"she”を使うってことを知らなかったってだけで、ほとんどの生徒が不正解なんて事が起きたのです。
解説の時に、先生は知っていたから「こんなことで不正解だったのか!」って顔してましたし、生徒たちの方は「そんなこと知らなかった!」って顔してましたね。
この知識がレアリアになるのかは自信はありませんが、進学校って受験用の文法とかのテクニックは教えてもそういうことは教えないので、こういことが起きたわけです。
ちなみに、私はたまたま知ってて正解してたので、面白がって観察してた口です。
そういえば、確か中学1年の頃に国語の授業で品詞について勉強したんだけれども、意味がよく分からなくてテキトーに受けてしまったせいで、後々英語のみならず古文の授業でもちょっと骨を折りました。
英語でも古語でも品詞についてやるんだから、それについて一言触れておくかおかないかで、変わると思うんですよねぇ。
そうなれば、英語を手段としてもっといろんなことを知れたり出来たりしたかも知れないのに。
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忍者の秘伝書・万川集海が現代語訳されて出るそうですよ!
出版社は国書刊行会。さすがは国書刊行会。そしてお値段、税込み6,912円!さすがは国書刊行会。
書影見たら、「まんせんしゅうかい」って書かれてるんですけど、「ばんせんしゅうかい」って読むんじゃありませんでしたっけ?あれ?どっちでもいいんですか?
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